教会案内
カトリック松原教会
東京都世田谷区にあるカトリック松原教会は、1953年に淳心会が現在と同じ場所に上京する会員の宿泊地と布教の拠点として旧家を購入、修道院に造り変えたチャペルへ通う近隣の信徒の集会所として誕生しました。世田谷小教区の巡回教会の形がとられていましたが、1965年に聖堂(聖堂名: 聖母の汚れなきみ心)、教会施設と司祭住宅と同時に隣のオリエンス研究所が新築され、それに伴い、東京大司教区によってカトリック松原小教区として正式に設立されました。当初はわずかな人数から始まりましたが、現在では1270人を超える信徒が集う教会となっています。
淳心会とは
母体である淳心会(ラテン語に由来するC.I.C.M.=マリアの汚れなきみ心会)は、1862年にベルギー人司祭テオフィル・ヴェルビスト神父によってベルギーの首都ブリュッセル郊外のスクート地域で創立された宣教師の修道会です。
日本においては1948年よりベルギー人神父及びオランダ人神父によって宣教活動が始まり、現在ではコンゴ共和国、インドネシア、フィリピン出身の神父も含め大阪、東京、広島、仙台の各地の教区にて45名の会員が福音宣教活動をしております。
主任司祭 エドガル・ガクタン神父(淳心会)
1964年フィリピン生まれ、1990年、神学生として来日する。日本での3年間のインターンシップ(2年間日本語勉強、1年間司牧実習)とフィリピンでの最後の1年間の神学勉強を終え、1994年、フィリピンで司祭叙階を受ける。1994年から1997年まで大阪教区金剛教会助任司祭を務め、1997年から2003年まで大阪教区堺ブロック(堺、泉北、金剛、橋本)共同宣教司牧チーム・メンバーとして働き、2004年から2012年まで淳心会日本管区 管区長に選出。2014年から2017年までは、大阪教会管区の派遣で出向司祭として仙台教区へ赴き、カリタス大船渡ベース(カトリック大阪教会管区に設けられ、東日本大震災による被災を受けた大船渡市・陸前高田市市民に対するボランティア活動の施設・スタッフ8人)のベース長、仙台教区第4地区(大船渡、水沢、一関,千厩、気仙沼、米川、築館)担当司祭4人の一人として大船渡教会常駐、仙台教区外国人支援センター(東日本大震災による被害を受けた在日外国人に必要な生活支援を行う教区機関・スタッフ2人)のセンター長として務めた。
住所
〒156-0043
東京都世田谷区松原2丁目28番5号
TEL. 03-3321-0941
FAX. 03-3321-0009
アクセス
京王線・井の頭線「明大前」駅下車 徒歩4分