8・9月号 デジタルは苦手?

デジタル推進委員会 田中 和郎

機械に弱いながら、新し物好きで1990年代の初めにマッキントッシュのコンピュータを買った。だからといって何をしたという記憶もない。それから30年以上が経って、その後に生まれた子どもたちにデジタルのことを教えてもらったりしている。

生まれたときにコンピュータがあったかどうかで、そのIT能力が違うといわれる。確かに自分は、IT、デジタルというだけで身構えるが、若い世代は、身構えることなくデジタルの中で暮らしている。スマホの中にも自分の世界があるらしい。本を読まないわけでも、テレビを見ないわけでもない。一番便利で快適なものを使うだけという気構えだ。少し前までは、現実の世界とバーチャルな世界があり、バーチャルな世界で問題があったとき、電源を切れば、それで終わった。しかし今や、通販、連絡手段、天気予報、ニュース、安否確認までバーチャルな世界は現実世界に直結している。すべては自分の身の回りに起こっていることなのだ。

「先進国」「後進国」「アルゼンチン」「日本」という言葉がある。1920年代、先進国だったアルゼンチンは工業化に乗り遅れ、後進国だった日本は工業化に成功して先進国の仲間入りをした。そして、今、日本は様々な理由で後進国に転落するかもしれないらしい。デジタル化の遅れもその大きな原因の一つ。

神様を伝えることにおいて、アナログだろうが、デジタルだろうが、違いはないのだろう。アラム語でも、ギリシャ語でも、イエス様の言葉は伝わった。活版印刷ができてキリスト教は広まった。ミサがラテン語から日本語になってわかりやすくなった。そう考えて、デジタルの世界に臆せず進みたい。「蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい」(マタ10・16)。一番便利で快適なものを道具として使えばいい。

さて、デジタル推進委員会。

デジタルとは情報を数値化すること、ITとはデジタルの情報を活用すること。だから、まだITとは言わずデジタル推進でいいのでしょう。試行錯誤をしながら、信徒の皆さんに一番便利で快適なものを探しています。

YouTube配信、録画 コロナ禍の中で必要に迫られて活動してきました。今までのノウハウを生かして録画、配信技術を教会の為に役立てていきます。

ホームページ 「鐘」と並んで教会の広告の大きな柱ですが、まだまだです。「お知らせ」の改訂をし、今は、「教会活動」をより分かりやすくしようと頑張っています。

メーリングリスト 教会の情報をより早くすべての信徒へお伝えすることが理想です。昔は、電話・ファックスでしたが、今はメール中心に、そして、これからはメールと並行してLINEも活用していきます。

Wi-Fi環境も改善しています。Zoomは当たり前に使われるようになりました。デジタルを推進していく中で、トラブルを経て、だんだんと確かなものになります。神様は、デジタルをお使いになって私たちをお導きくださっているようです。

デジタル推進委員会は今年、委員会になったばかりです。参加してくださる方、大募集中です。