7月号 ひとつのパンに結ばれて・・・教会学校から
聖マリア修道女会 Sr.髙木好江
今年も「神のいつくしみの主日」に、三人の子どもたちが初聖体拝領にあずかりました。
鐘5月号2ページ下段の三人の神父様方に付き添っていただいた三人の子どもたちの写真に見るあの笑顔から、言葉では語りつくせない喜びとイエス様と出会った者の幸せがあふ れてきます。三人の子どもたちの「ご聖体をいただきたい」という願いは、毎週の学びの時間に自らの意思で参加しているという態度が物語っていました。年齢も住んでいる地域も異なり、教会以外で一緒に過ごした体験も多くはなかったと思われます。この小さな初聖体準備のグループの子どもたちは、松原教会共同体のメンバーとして、皆様とご一緒に「ご聖体」をいただくことができました。教会学校では、この日のために次のテキストを使って準備しました。(数年前から同じ本です)
「わたしたちのはつせいたい――イエスさまとつながる」
大塚了平神父著
オリエンス宗教研究所発行
生活に根差したわかりやすい語り口で、楽しく学ぶことができました。それでも「秘跡」は難しいです。「今私の目には見えないイエス様がここにいらっしゃる」大人でも、大人の方がわかりにくいです。「ご聖体」食べ物になってくださったイエス様。では、私たちが毎日いただく食べ物は、ごはん、にんじん、ピーマン、??が出てきました。パンやお菓子を食べてみました。にぎやかに楽しく学びました。そして、「ご聖体」は確かに他の食べ物とは違う。それだけははっきりと体験を通してわかりました。だから拝領前には断食をします。理解し納得しました。洗礼の秘跡、ゆるしの秘跡もよく学びました。秘跡は七つあることも知りました。子どもたちは、結婚の秘跡にとても興味を示しました。そこでこんな質問をしてみました。「みなさんのお父様お母様はこの秘跡のお恵みをいただきました。お父様お母様の間にはイエス様がいらっしゃいます。この秘跡のお恵みをいただいたとき、
みんなのお父様お母様はどんな気持ちだったでしょうね」と投げかけました。すると即、真顔で「うれしかったでしょ」と返ってきました。あの真面目な顔、しっかりとはっきりした返答に”イエス様がいてくださる“と、見えない神様を見せていただいた思いでした。子どもたちの素直なリアクションは、後付けの言葉での説明より鋭いです。教会学校では折々に子どもたちの発する言葉や描かれた絵などからイエス様の声や人々の声なき声を見せて、聴かせていただくときがあります。子どもたちに育てられ、清められる時です。
松原教会共同体が変化の激しい今日、教会学校を続けていくことができることは、神様からの大きな恵みとお一人おひとりの祈りと協力の賜物です。神に感謝。
