5月号 ロザリオの月

レジオマリエ 伯田邦子

2011年5月のことでした。

教会の入口で、「ロザリオの祈りをご一緒しましょう」という掲示板の言葉が目に入りました。かねてより一人で祈るよりも他の方と一緒にお祈りができたらと思っておりましたので、その言葉に導かれ「祈りの会」を訪問したのが私とレジオマリエ(聖マリアの汚れなきみこころプレシディウム)との出会いでした。その当時、私はレジオマリエのことは全く知らずロザリオの祈りをしたいという思いだけでしたが、先輩の方々がとても温かく迎えてくださいました。今でも皆様のお顔が目に浮かびます。

レジオマリエは、1921年9月7日、聖母マリア誕生の祝日の前夜に15名の若い婦人たちがアイルランドのダブリン市にあるカトリックセンターのようなところに集まり、無原罪の聖マリアの像を囲んでひざまずき祈ったことから始まりました。この最初の集まりを「あわれみの聖母」と呼んだので、しばらくの間は「あわれみの聖母会」という名で知られていましたが、1925年11月に全体の活動を表す一般的な名称として、「レジオマリエ」と改称されました。

レジオマリエは、カトリック教会の承認を受けた「祈りと活動」の会で、今日ではカトリック教会がある国には必ずあります。小教区の司祭の指導のもとに聖母マリアと一致して、キリストの救いの希望と喜びをまだ知らない人々に伝えることを目的としています。その方法は、聖母マリアの生き方にならい、できるだけ謙遜に人々への奉仕に生きることです。

松原教会におけるレジオマリエのはじまりは、1956年9月に「聖マリアの汚れなきみこころプレシディウム」という名で認可されたと記録されています。それは、淳心会が上京する方々のための宿泊施設として松原に日本家屋を購入した三年後のことですので、大変長い歴史のある会です。

これまでたくさんの方々に受け継がれ、1986年から数え始めた活動が今年2026年2月17日で2900回を迎えました。

コロナ禍以前は、数名に分かれて神父様とご一緒に毎週のようにご聖体をもっての訪問を行い、教会に行きたくても行くことができない方と一緒にお祈りをしておりました。ご聖体を授かられたことをとても喜んでくださる方も多く、その喜びは大きなお恵みとして私自身の心に今も存在しております。

現在は、指導司祭であるウィル神父様のもとでテッセラ(祈りの冊子)を用いてロザリオを唱え、アロクチオ(神父様の訓話)を司り、最後に祝福をしていただいております。とても貴重で大切な時間です。クリスマスやイースターには教会にいらっしゃることができない方々にカードを送り、またコロナ禍でしばらくおやすみしていたご聖体をもっての訪問も受付を再開しております。教会にいらっしゃることができない方々のご自宅や病院、施設などに訪問をいたしますので、ご聖体をお望みの方は教会かレジオマリエまでご連絡ください。

昨今では、レジオマリエの祈りと活動をご存知の方が少なくなってしまいました。会員の高齢化も進んで会員数が減少してきております。歴史のある松原教会のレジオマリエ「聖マリアの汚れなきみこころプレシディウム」が長く続きますように、皆様のご訪問をお待ちしております。

ロザリオの祈りをご一緒しましょう。

集会 毎週火曜日 午後1時30分~2時30分まで

(参考文献 レジオマリエ提要抜粋)