7月号 「復活節に新しくされて」 +「ウクライナのために祈る」
地区連絡会 伊藤 全
今年の復活節の間に、やさしくて観想的なガル助任司祭に加えて、若くて活気にあふれたウィル主任司祭が、そして新たに7人の受洗者、転入されてきた仲間たちが加わり松原教会共同体は大きな恵みをいただきました。これから大いに交流を深めていきましょう。
さて、コロナ感染もだいぶ収まりを見せており、外出も普通にできるようになり、松原教会はターミナル駅である明大前駅から非常に近いこともあり、所属信者以外でも訪れる方が増加しているように思います。
聖霊降臨の主日では、改めて宣教の使命を認識させられました。わたしたちも聖霊の力をいただき、新しい人々を喜びをもって迎え入れる開かれた教会でありましょう。また、コロナ感染に関するいろいろな規制が解除されてきていますので、ミサ以外の機会にも、声を掛け合い「つながり」を強めていきましょう。
世界中で戦争・内紛等の犠牲になっている人、難民生活が続き窮乏により苦しんでいる人が増大しているなか、わたしたちにできることは非常に限られており「わたしたちは祈ることしかできない」と無力感にさいなまれがちですが、却って「わたしたちは祈ることができます」とも言えると思います。近時の独裁者による残虐な戦争や内紛は、人間の力では本当に終わらせることは不可能であり、神様により頼むしかありません。わたしたちキリスト者は祈りの力を信じましょう。松原教会でも世界中のキリスト者と一緒に「ロシアや独裁勢力に回心がもたらされますように」祈り続けましょう。
いつでも共にいる共にある教会