1月号 新年によせて

新年によせて

主任司祭 エドガル・ガクタン

皆さん、新年明けましておめでとうございます。2020年は未曾有の感染症と戦わなければならないという苦難の年ではありましたが、この苦難をチャンスにかえる松原教会なりの取組みは希望に満ちていたチャレンジの年でした。コロナ禍における一丸となった私たちの共同体の積極的な姿勢は頼もしく思います。本年もよろしくお願いします。

思い起こせば、昨年2月26日(灰の水曜日)から東京大司教区においてはあらゆる教会活動が中止とされました。四ヶ月後、つまり6月21日から教会活動を段階的に再開しました。松原教会では、最大の注意を払いながら、毎日のミサを捧げたり、成人や幼児洗礼式、初聖体を行ったり、葬儀ミサを行ったり、諸委員会や宣教司牧評議会の会議を開いたりしてきました。主の降誕も夜半ミサと日中ミサを通して祝うことができました。

この場を借りて、二年間の任期を務めてくださった前の宣教司牧評議会議員や諸委員会委員の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。コロナ禍の中でこそ私たちにはできることがあるのではないでしょうか、議員や委員の皆さんと一緒にオンラインやリアル会議でそれを問い続けていました。話し合いの結果は色々な形となりましたが、中にはニーズに応える物資や支援活動を差し伸べたこともありました。

さて、2021年は松原教会の宣教司牧評議会や諸委員会が新しい任期をスタートします。教会共同体を代表するこの機関は、上記で述べたように重要な役割を果たしています。わたしは、宣教司牧評議会や諸委員会の皆さんを船の乗組員と喩えています。乗組員の協力によって船が運航するのです。

「船は港にいれば安全だが、そのために船は作られたのではない」、作家John Augustus Sheddによる一言があります。松原教会という船の一隻は、コロナ禍という嵐で難航しています。でも、嵐の中で、大きな光が輝いています。本船の小さな光も他の船にエールを送っているのです。

「恐れるな」という主イエス・キリストのお言葉を信頼し、海の星の輝きを頼りながら前進しましょう。

ガル神父とともに新年の祝福を皆さんのために祈っています。