6月号 あの日から一年

あの日から一年

典礼委員会 前川 都宜子

私達の活動は翌月の典礼行事について毎月会議を行い主任司祭と共に話し合い、年間を通して主日のミサの準備、ミサ奉仕者の調整等をしています。灰の水曜日に使われる灰も、前年の枝を燃やし灰作りしています。昨年の灰の水曜日を最後に突然ミサが中止になりました。ミサ再開は約四か月後の六月二十一日でした。密集・密接・密閉を避け人数制限などを行いながら、公開ミサが再開されました。いのちを守るという意味を深く理解し、典礼委員会は小委員会、地区連絡会と連携しながら感染対策に気を配りました。その後も東京教区からの通達が在るたびに進行案内のマニュアルも変更していきました。各専門分野の方々と共に、安心安全にミサが行われるための話し合いも重ねました。様々な場所で奉仕くださる多くの方々のお蔭で、私達はミサに与れることに感謝しています。

松原教会もこの一年、様々なことがありました。ゴーセンス神父様が仁豊野に異動され、エドガル神父様が主任司祭に。十月にはガル神父様が着任されました。松原教会本館改修工事も終わり、エントランスホール入り口は自動扉になりました。教会中庭の木々や花々、鳥小屋が一望できるベランダが作られ、椅子とテーブルが置かれています。

松原教会が大好きで、ミサが無い日は教会の人と電話でお喋りするのが大好きだった彼女が、突然天国へ旅立ちました。彼女にとって松原教会は心地良い居場所だったのかもしれません。信徒と逢える喜び、分かち合う喜び、この一年を通して改めて教会とは、私達の大切な居場所の一つなのだと思いました。これから先、起こるかもしれない災害等で避難場所を求めて教会に集まってくる人々に対してどのように対応したらよいのかも考えなくてはいけません。

松原教会は今、制限付きですがミサが行われています。教会の聖堂扉はいつでも開かれています。「イエスは近寄ってきて言われた。『わたしは世の終わりまで、いつもあなた方と共にいる』」(マタイ28章20節)。いつも共にいてくださる神様が私達を導いてくださいます。多くの人たちが教会に集い、典礼の言葉と結びついた聖歌を歌える日が来ることを願っています。混沌とした世の中、この一年を通して少しでも誰かの助けになれるよう日々を過していきたいと思っています。