信仰養成委員会  元山みゆき

春は近づいているはずなのですが、今冬は各地からの豪雪の報せに驚くばかりです。東京でも、1月におよそ45年ぶりの大雪となりました。寒さ厳しい冬はホームレスの方や、暖房のない家の中で震えている子ども達、一人暮らしのお年寄り…どのように過ごしているだろうかと心配になります。生活保護受給者の簡易宿泊所の火災、痛ましい事故もありました。早く暖かな春が訪れてほしいと思います。
2月14日の灰の水曜日から、四旬節に入りました。塵から生まれ、いつか塵へとかえっていく儚い自分を思います。この季節、普段の生活の中で傲慢になりがちな自分を振り返り、心を回し、神の御前にもどります。四旬節は、節制と連帯による分かち合いの時です。苦しむ方々の友となれるよう、自分なりの支援をしてまいりましょう。お金も時間も、一人ひとりに与えられた限界がありますが、困っている方々に分かち合うために、自分の楽しみを犠牲にすること、神はその自由意思を尊重してくださいます。私は今年、こども食堂のボランティアに参加しようと思っています。教会の皆様の中にも、一人暮らしの方を訪問する方や、旅行を犠牲にしてそのお金を献金する方もいらっしゃるそうですね。それぞれに可能なことを、祈りとともにお捧げしてまいりましょう。
 思えば、私たちはいつも、自由な選択を許されています。神からのお誘いと感じても「私にはできません」とお断りすることもできますし、反対に、自分には難しいと感じても、「あなたの道具として働かせてください」と前向きに受け入れることもできます。たとえ、足りないことがあったとしても、自分のためだけでなく、誰かのために生きる選択をすることが出来るよう、祈りたいと思います。洗礼志願者の皆様にとっては、洗礼前の大切な時期です。
今年は、堅信の準備会もスタートしています。洗礼・堅信の良い準備が出来ますよう心を合わせて祈りましょう。
また、3月10日は、たった一晩で10万人の方が命を落とされた東京大空襲、11日は東日本大震災、沢山の方々のご命日です。私たちが当たり前のように感じている平和や安全が、決して当たり前ではないことを心に刻み、キリスト者としてふさわしく、祈りと行いをもって過ごしてまいりましょう。