信徒代表    前川都宜子
 

「開かれた教会」という言葉を耳にしますが、開かれた教会とは何でしょうか。教皇フランシスコが「いつくしみの特別聖年」を定めることを発表されてから一年、今月「王であるキリスト」の日にサンピエトロ大聖堂の聖年の扉が閉まります。教皇は、難民家族の受けいれをアピールなさり,いつくしみの特別聖年は「恵み、福音宣教、回心の時」であると宣言なさいました。また、バチカンのサンピエトロ広場で開かれた一般謁見では「イエスが人類にもたらしたのは、神の慈しみ深い救いの愛であり、憎しみや敵意ではない。イエスはすべての人に開かれた愛を、目に見えるかたちで示しました。誰も排除されることはなく、分け隔てなくあらゆる人に開かれているのです」と語られました。
この一年、私達は信徒として何をしたら良いのか、委員会、地区でも意識しながら活動してきました。そして松原では、『未来プロジェクト』が発足しました。高齢化社会、少子化、災害等の予期せぬ出来事、路上生活者、様々な問題に教会としてどう向き合ったらよいのか。将来に向けてその対策を練り、改善や解決を信徒の声を聴きながら図っていきたいと思っています。
「開かれた教会」になるには何をすべきなのでしょうか。私達の周りにも、弱い立場に置かれた方々がたくさんいらっしゃいます。私自身、日々の生活の中で自分と向き合う時間を後回しにしてしまうことが多々ありますが、イエスがそうなさったように、私達も弱者に対して寄り添い慈しむ心を忘れずにいられたなら、暖かな春風が吹くように、神様は私に何をしたらよいのかを促してくださるのではと思っています。これから先、地域社会に開かれたこの教会の門を、多くの方々が訪れてくれるような松原教会であって欲しいと願っています。
最後にこの二年間、皆さまに助けていただきながら、大役を終えることができますことに感謝しております。ありがとうございました。